サウナや熱いお湯も、実は依存症!?という話~札幌心療内科コラム


スタンフォード大学のアンナ・レンブケ博士によると、人間がサウナや冷水浴などは

「意図的に体に苦痛を与えることで、それによって反応的にドーパミンを出す行為」

なのだそうです。
なので、まさに快感のため。

そしてある状態が「依存行為」かどうかは、

「体に良くなかったり、何かの問題が生じていると分かっていても、その快感のためにやめれらない」

状態かどうかで判断します。

たとえば酒を飲んで体を壊したり、仕事に支障があったりしても、やめられないとか。
スマホやゲームで時間を使いすぎて、勉強や他の時間に支障があってもやめられない、などのときに依存だと判断するわけです。

サウナや熱いお湯なども、もちろん「適度」であれば、まぁ、リラックスなどもして、悪い行為ではないかもしれません。

ただ、時にサウナや温泉で倒れる人は多いですし。
またサウナで
「熱気が逃げるだろ!」
と他の客に怒っていたり、
銭湯などで
「オレはアツいお湯じゃないとダメなんだ! ヌルくすんな!」
とケンカをしている方を見ると、なんというか、リラックスと逆方向になっている気がします。

そもそも前提として「イライラ」しているように見え、それってドーパミンが枯渇している可能性が大です。

そして依存でドーパミンを出しすぎていると、どんどん普段の生活でドーパミンが出づらくなってきて、結果、イライラしやすくなったりします。

サウナも温泉も、イライラしだりしたり、楽しめているのか分からなくなってきたら、ちょっとだけ「あれっ?」と考えてみるキッカケにするといいかもしれません。
(完)