唾液とうつ病の恐ろしい関係~札幌心療内科コラム

みなさん唾液出してますか?
いや、微妙な話とかでまったくなく。
実は唾液は「うつ」ともメッチャ関係している、という話をご存知でしょうか。
そもそも唾液は殺菌効果があり、湿度をもつことで口内をキレイにする効果があります。
よくご老人になると、口臭が増えることってありますよね。
あれも、加齢と共に、唾液が減ってくることから起こったりします。
また唾液が減ると歯周病にもなりやすくなります。
特にリウマチなど、一見無関係と思える病気も、歯周病菌が増えることによって生じる、という話もあります。
それどころか、口内が乾くことによって雑菌が繁殖しやすくなると、全身状態も悪くなってしまいます。
さらにさらに。
歯周病を患うグループは、そうでないグループに比べ、うつ病の発症リスクが76%高くなる、というデータもあります。
一見無関係に見えますが、歯周病菌、すなわち口内環境は、メンタルもふくめて、全身にたいして大きな悪影響があるのです。
ではどうしたら唾液を増やせるのでしょうか?
色々な方法がありますが、ここではシンプルに使える方法を教えましょう。
それこそが「ベロ回し」。
ベロ(舌)を、齒と唇のあいだに入れてください。
前歯のさらに前。唇の後ろです。
その状態で、ぐるんと一周です。
これを三回ほど繰り返しましょう。
口を閉じているので、どんな場所でも行えるはずです。
周囲から見たら、「あれ、ちょっとアメでもなめてるのかな?」くらいです。
そもそも周囲はあなたの口の動きなんてそうそう気にしていません。
これだけでも唾液はより分泌されるとされています。
いつでもどこでも実行できるので、ぜひぜひ。
(完)



