ネガティブなものを見てるとネガティブなことしか言わなくなる、というシンプルな話。~札幌心療内科マンガ

◆ 人は「今の気分」に合う情報を集めてしまう
心理学には
「感情一致効果(Mood Congruent Effect)」
という現象があります。
これはとてもシンプルな心理で、
・ポジティブな気分のときはポジティブな情報が目につき
・ネガティブな気分のときはネガティブな情報が目につく
というものです。
つまり人は、
今の感情に合った情報を無意識に集めてしまうのです。
◆ ネガティブは特に強い
そしてここで問題になるのが、
ネガティブ情報の強さです。
人間の脳は本能的に、
・危険
・怒り
・不安
・トラブル
といった刺激的な情報に強く反応します。
そのため、
ネガティブなニュース
炎上
トラブル話
などは、つい見てしまいます。
そしてそれを見ることで
気分がさらにネガティブになり、
またネガティブな情報を探してしまう。
こうして
ネガティブのループができてしまいます。
◆ 思考も発言もネガティブになっていく
ネガティブな情報ばかりに触れていると、
・思考が悲観的になる
・物事を悪い方向で考える
・発言もネガティブになる
という変化が起きます。
すると今度は、
周囲の人の気分まで下げてしまうことがあります。
ネガティブは
伝染するのです。
特に注意したいのが、
・ネットニュース
・SNS
・炎上話題
です。
これらは構造的に、
ネガティブな話題ほど拡散されやすい
という特徴があります。
怒りや不安は
クリックや拡散を生みやすいからです。
つまり、
何も意識しないと
ネガティブな情報ばかり
見てしまう環境になっています。
◆ 意識的にポジティブを入れる
ゆえに大切なのは、
ネガティブを切ること。
加えて、
ポジティブな刺激を
意識して入れることです。
たとえば
・好きな本
・マンガ
・推し
・友人との会話
・運動
・散歩
こうしたものに触れると、
気分が自然と上がっていきます。
◆ 気分は「情報」で変わる
感情は、考え方だけで変えるのは難しいものです。
しかし、触れる情報を変えると、
意外なほど気分は変わります。
ポジティブなものを見る。
ポジティブな人と話す。
体を動かす。
そうやって
自分の環境を少し変えるだけで、
気持ちはちゃんとポジティブに戻っていきます。
ぜひ覚えておいてくださいね。
今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)



