退屈しのぎのワナ、という話。~札幌心療内科コラム

人間の脳を動かすエネルギー源は「ドーパミン」です。

何かに集中したり、何かを見つけたり、獲物と戦ったり…。
そんな行為の一つ一つに快感を得て、より

「頑張ろう!」
「もっとやろう!」

と思えるのも、ドーパミンの働きがあるからです。

またドーパミンは痛みやツラさをラクにさせる効果もあります。
何かの追求において、ときには苦しい瞬間もあるもの。

そんなときにも頑張れると思えるのも、ドーパミンの効果です。

そしてこのドーパミン。
普通に生活しているかぎり枯渇することはなく、十分な量が出ています。

しかし「依存行為」となると話が別。

お酒やタバコの他、我々は日常的に、
「退屈しのぎ」
として、スマホを眺めたりしてしまいます。

結果、多くのネットニュースやSNSにショート動画などの情報によって、ドーパミンはチョコチョコ刺激を受けて放出されます。

しかし、そんな小さな快感によってドーパミンを出し続けていると、日常生活においてドーパミンが出づらくなってしまいます。

結果、仕事や勉強において
「つまらないなぁ…」
「ダルい…」

と感じてしまうわけです。

よってオススメなのは、退屈しのぎをやめて、休憩中は「目を閉じて休む」こと。

または体を動かしてみたりするのも重要です。

小さな快感行為や退屈しのぎから離れれば、ドーパミンもまた出やすくなります。

結果、再び集中しやすくなるはずです。

ぜひぜひ覚えておいていただければ幸いです。

(完)