迷ったら「上位互換」と「コスパ」で判断しろ、という話。~札幌心療内科コラム



人生で「どう生きていけばいいか」とか迷うことって多々ありますよね。
そんなときの判断基準は

「上位互換」と「コスパ」です。

この二つのキーワードだけで大半が判断できます。
説明しますね。

◆ お金はある方がいい?

まず聞きましょう。

「お金があるのとないのと、どっちがいいか?」

こう聞いたら、言うまでもなく

「お金がある方がいい!」

と答えますよね。

いえもちろん「お金がない方がいい、その方が心が綺麗な人が多いから~」みたいな論理もありえるかと思うのですが、他の要素はいったん置いといてください。
複雑になるので。

他の要素は一切同じままで、「お金があるのとないのと」。

だったらまぁ、大半の方が「ある方がいい」と答えるはずです。

これを「上位互換」と考えます。

これは無数に例があげられます。

「スタイルがいいのと悪いのと、どっちがいいか?」
「イケメンとそうでないのと、どっちがいいか?」
「友達がいるのといないのと、どっちがいいか?」
「英語がしゃべれるのとしゃべれないのと、どっちがいいか?」

まぁ、大半において、前者が選ばれますね。

前者は後者の「上位互換」です。

いえもちろん「友達がいると面倒くさくてうんぬん~」みたいな反論をする人もいると思うので、その場合は適宜「大切な人」とか言い換えてもOKです。
あまり重要ではありません。

何にせよ、たいていのものは、実は「上位互換」か「下位互換」で分割できるのです。

一言で言うと「●●があるかないかでいったら、あるに越したことはない」という状況です。

こう考えると、すべての判断がシンプルになります。

ただ、当然ですが

「もちろん英語はしゃべれるに越したことはない。でも、学ぶのが大変じゃないか!」

という反論はあると思います。

そうです。

そこからが「コスパ」です。

 コスパが低いと人生が終わる?

「英語がしゃべれるに越したことはない」
「フランス語がしゃべれるに越したことはない」
「スワヒリ語がしゃべれるに越したことはない」
「落語ができるに越したことはない」
「茶道ができるに越したことはない」

このように、一つ一つは、「できないよりできた方がいい」という上位互換です。

しかしそれができるのに「どれだけの労力がかかるか」という要素は入っていません。

それこそ、すべての「できるに越したことはない」を極めていくと、学費もいくらあっても足りませんし、何より時間が足りません。

100コの「越したことがない」を学んだら一生が終わってしまった、なんてこともありえます。

よってここからが「コスパ」。

すなわちあなたにとって

「この『越したことはない』はラクに習得できそう」
「この『越したことはない』は自分の環境だと簡単にゲットできそう」

というものがあれば、それは「最優先で良い」判断になります。

たとえば「近くに英語をしゃべれる友達がいる」とかなら学習しやすいですね。

他にも
「この『越したことはない』は、昔からスキだったから、学習コストが低い」
ということがあれば、それも優先的にやるべき、ということになります。

「昔から絵がスキだった」
「どれだけ文字を書いても苦痛でない」

などですね。

◆ コストゼロでやれることは絶対やれ!

他にもそれこそ

「姿勢はいいに越したことはない」
「笑顔は作ってるに越したことはない」
「誰かをほめてあげるに越したことはない」

などは、お金も労力もかからず、コストゼロで実行できるため、

「やるに決まっている」

ことになるわけです。

余談ですが「美しくなる」ことは「美しくない」ことの上位互換です。

しかしそのために「美容整形」や「ダイエット」などの手段などは、コストがとても高いもの。

だったら、上記の「姿勢」や「笑顔」などは非常にオススメということになります。

◆ すべてはゲットできない!

また結局のところ、すべての「上位の要素」をゲットできる人なんていません。
「すべてにおいて、他の人の完全上位互換」という人間なんて存在しないのです。

よって「あいつはこの点において上位だが自分はこっちの点において上位だ」みたいなものを色々と得ていくのが大切です。

たとえば「お金」や「イケメン」という要素に「発信力」や「行動力」とかが勝つ可能性だってあるのです。

◆ まとめ

大半の迷いは「上位互換・下位互換」によって判断できる。
さらに言えば「●●に越したことはない」と分割できる。

ただそれを実行するかは「コスパ」で判断するといい。

すなわち「●●に越したことはなく、自分の環境なら比較的カンタンにできそう、ということを優先的にやっていくべき!

ということになります。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(完)