ずっと我慢しないでやめる方法。~札幌心療内科コラム

◆ 「やめたいのにやめられない」の正体
何かやめたいことがあるとき、
「やめなきゃ」
「我慢しなきゃ」
そう思えば思うほど、
つらくなることはありませんか?
それは、
“ずっと我慢しよう”としているからです。
人間は、
終わりの見えない我慢には弱いものです。
◆ 我慢が続かない理由
「これからずっとやらない」
そう決めた瞬間、
脳は強いストレスを感じます。
すると
・反動でやりたくなる
・余計に意識してしまう
・結局やめられない
という状態に入りやすくなります。
つまり
我慢が苦しいのは、意志が弱いからではなく“設定が重すぎる”からです。
◆ 30秒だけ我慢するという考え方
そこでおすすめなのが、
「ずっと」ではなく
“たった30秒だけ我慢する”という考え方です。
・今だけ我慢する
・少しだけ待つ
・あと30秒だけ我慢する
こう考えると、
一気にハードルが下がります。
人は
短い我慢なら受け入れやすいのです。
◆ 小さな我慢の積み重ねが習慣を変える
30秒我慢できたら、
また30秒。
それを繰り返すだけです。
この積み重ねによって、
・衝動のピークが過ぎる
・やらなくても大丈夫と気づく
・徐々に欲求が弱まる
という変化が起きます。
大きな我慢ではなく、小さな我慢の連続が習慣を変えます。
◆ まとめ
何かをやめたいときは、
「ずっと我慢する」と考えないこと。
その代わりに
「たった30秒だけ我慢する」
と考えてみてください。
我慢は、
短く区切るほどラクになります。
そしてその繰り返しが、
やめられなかった行動を少しずつ変えていきます。
大切なのは意志の強さではなく、
続けられる仕組みです。
今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)



