「戦闘破壊学園ダンゲロス」に学ぶ人生の成功法則。~札幌心療内科コラム

あなたは「戦闘破壊学園ダンゲロス」というマンガをご存知でしょうか?

学園を舞台に能力でバトルするマンガなのですが、

最大の特徴が
「能力の大半が、下ネタ系」
というもの。

シンプルに言うと「下品なジョジョ」です。

たとえば能力として、

「男女の性別を入れ替える能力」である「チンパイ」とか。
「男だけに病気を発症させる能力」である「災玉(サイタマ)」とか。

他には
「相手を性的に絶頂させて行動不能にする能力」とか。
「電車内にいる女子高生の比率を自由に変更できる能力」とか。
「目で見つめただけで相手を妊娠させる能力」とか。

これでも無難に紹介できる能力を選んで紹介してます。
これでも、です。

もっとひどいのも多々ありますから。

まさに、中学生の妄想を全力で形にしちゃったのがこのマンガです。

で、マンガとしては自分はすっごく面白いと思うんですが、にもかかわらず、やはりそういう方向性が強すぎるからか、
マイナーなマンガにとどまってしまっています。

認知度はたぶんジョジョの10000分の1くらいです。

興味があれば読んでいただいてもいいのですが、はい、重ねて性的なネタが多いので、覚悟してからお読みください。

で、このマンガの中に、とても面白い展開がありまして。

このマンガでは、能力を使える人たちを「魔人」と呼ぶのですが。

ごく一部に「転校生」と呼ばれる人たちがいます。

転校生は、「絶対的に無敵」で、どんな能力の攻撃も効きません。
またどんな能力の魔人にも、絶対的に攻撃を通すことができます。

まさに無敵です。

では、どうしたら、この転校生になれるのか。

それには「矛盾に打ち勝つ」ことが必要なのです。

たとえば、

A「どんな人でも殴ることができる能力」と
B「どんな人にも殴られない能力」

という二人が戦ったとします。
(マンガの内容に忠実に説明するとハードすきるのでソフトに表現しています)

すると、何でかは分からないけども、
Aは殴れなかった。Bは殴られなかった。

すなわち、Bが矛盾に打ち勝った。

このときにBは

「何でか分からないけど、勝った!
そうか、オレは神に愛されているんだ!」

と悟る。

するとBが「転校生」になれる、というわけです。

そもそも「矛盾」に当たるバトルはそうそう起こりませんから、そんなに転校生が生まれることもなく、非常に理にかなったシステムだな、と思います。

そしてこの「オレは神に愛されている」という実感って、社会で生きていく上でも、とても重要なことだったりします。

心理学では「真の自尊感情」という言葉があります。

それはまさに「自分自身には、絶対的な価値がある」という思い。

それこそ言い方を変えれば「自分は神や世界に愛されている」という、絶対的な肯定感です。

これがある人は、色々な行動で積極的になれますし、また何かで失敗したとしても
「たまたまだ!」とか
「これで学習できる!」なんて思えて、より活動的に前に進めます。
結果的に、人生のいろいろな分野で成功を収めたりできるのです。

よってみなさんも、何の根拠もなくていいので、とりあえず
「オレは神に愛されている!」
と考えてみるのがオススメ
です。

「いやいやいや、そんなワケないじゃん!」
「どっちかというと、嫌われてるって!」

という反論があがりそうですね。うん。

でも、ですよ?

そもそも考えてみれば、一つの精子と一つの卵子が出会ってこうして「あなた」として生まれている確率なんて、もう何億、いや何兆分の1かもしれません。

またたとえ「生まれた」としても、そのあとに病気や事故だってありますし、あなたのその年齢まで生きている確率だって、言うまでもなく、100%ではありません。

あなたが生きているだけで、実はそれだけで、神に愛されている証拠と考えることもできるのです。

そのことを思い出してみれば、「愛されてる!」と思うこともできるのではないでしょうか。

演技でも何でもいいので「愛されてる!」という言葉をボソッとつぶやくことから始めてみましょう。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(完)