夜に不安になるのは「当然」という話。~札幌心療内科コラム

夜や夜更けなど、あたりがくらい時間に、人間が不安になるのは当然です。

もしこの時間帯に「明るくて楽観的」な人間がいたら、その人間は、暗くて周囲が見えづらいのにフラフラッと歩き回ってしまい、何かに襲われたり、どこかに落下して、死んでしまうリスクが増えます。

結果、その「夜に明るい人間」は、遺伝子を残すことができません。

逆に夜に不安になる人間は、暗い時間帯に、不安になって、どこにも動かずジッとしていたり、または誰かと一緒に過ごして、身を守り合うことができます。

するとその結果、生き残る率が高くなります。

このように人間は「夜や夜明けなど暗い時間に不安を感じる」状態だからこそ、生き残ってきたと言えるのです。

よって、眠る前や寝起きに、「なんか人生ヤバいかもしれない」と不安になったとしても、必要以上に気にすることはありません。

それは単に「遺伝子的にしょうがないんだ」と考えること。
根本的にスゴイ悩みだ、とかではなく「時間的にそういうものなんだ」と思うことです。

すると少しだけ気持ちがラクになります。

重要なのは「明日考えよう」「昼間考えよう」と思って、その時間を過ぎさせることです。