元恋人をSNSでチェックしてしまうことの危険~札幌心療内科マンガ

◆ 別れた恋人のSNS、見ないほうがいい理由

別れたあと、
つい元恋人のSNSを見てしまう。

今なにしてるんだろう。
誰といるんだろう。
もう立ち直っているのかな。

気持ちは、とてもよく分かります。

でも心理学研究では、
元恋人のFacebookを頻繁にチェックする人ほど、
別れからの回復が遅れやすい

という傾向が報告されています。

◆ なぜ不安定になりやすいのか?

元恋人の投稿を見ると、

・まだ未練が刺激される
・比較して落ち込む
・怒りや嫉妬が再燃する

こうした感情が何度も呼び起こされます。

つまり、
心の傷を“何度もこする”状態になるのです。

その結果、

・心理的な回復が遅れる
・新しい恋愛に踏み出しにくくなる
・自己肯定感が下がる

といった悪循環が起きやすくなります。

◆ 行動エネルギーが奪われる

問題は「見ること」そのものよりも、

そこに意識とエネルギーを奪われること。

気にしている時間は、
行動していない時間です。

新しい出会いも、
新しい挑戦も、
そのぶん後回しになります。

さらに、もし相手に新しい恋人ができたら――

想像以上に心は乱されてしまうことでしょう。

◆ 見たい気持ちは否定しなくていい

とはいえ、

「見たいと思うな」は無理です。

大事なのは、
その衝動を禁止することではなく、
条件付きにすることです。

たとえば、

・自分に新しい恋人ができたら見ていい
・仕事をここまで頑張ったら見ていい
・運動を1ヶ月続けたら見ていい

こうやって「ごほうび」に変える。

すると、

未練のエネルギーが
前向きな行動エネルギーに変わります。

◆ ネガティブは燃料にできる

嫉妬も、悔しさも、未練も。

使い方次第で、
強力なエネルギーになります。

見るか見ないかで苦しむより、

「その気持ちをどう使うか」

を考えるほうが、
ずっと建設的です。

ネガティブも、
応用すれば武器になります。

今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(完)